全米4-Hの代表的なプログラムである4-H STEMチャレンジは、全国の青少年にSTEMのトピックやキャリアに関心を持つよう促すものです。ラトガース大学のCooperative Extensionチームによって考案された今年のチャレンジは、STEMを使って地球の海を探索し、それが地球上のすべての生命とどのように関係しているかを子供たちに教えるものです。
エクスプローラーズ・オブ・ザ・ディープ」は、海洋科学、データ解釈、コミュニケーション、物理学、水産養殖など、幅広い分野のスキルを青少年に身につけさせる3つの活動からなる。青少年は、海洋探検、海洋科学、気候変動と海洋の関連性に焦点を当てた今年のテーマを通して、科学、技術、工学、数学のトピックについて学び、知識、創造性、革新性を発揮する。
国連はこのほど、「2022年STEMチャレンジ」に対する「海洋の10年」活動の提出を承認した。STEMチャレンジにまつわる学習目標と取り組みは、国連が「持続可能な開発のための海洋科学の10年」を宣言したことに沿ったものである。"海洋の健全性の低下のサイクルを逆転させる努力を支援し、海洋科学が海洋の持続可能な開発のための条件整備において各国を十分に支援できるようにする共通の枠組みのもとに、世界中の海洋関係者を集める"。
さらに、10月15日(土)には、ラトガース大学のCooperative Extensionがコーネル大学のCooperative Extension NYC 4-Hと協力し、ニューヨーク水族館と野生生物保護協会(Wildlife Conservation Society:WCS)に2つの州から教育関係者を招き、1日がかりの専門能力開発(PD)を体験してもらいました。教育者たちは、オーシャン・エクスプローラーズ・オーグメンテッド・リアリティ・ボードゲーム、海洋グライダーの模型を使ったオーシャン・エクスペディション、オーシャン・コミュニケーター・アクティビティなどの体験型アクティビティ・デモンストレーションを通じて、STEMチャレンジ「深海の探検者たち」を紹介されました。PDワークショップは、教育関係者にとって、地域社会でキットを普及させる方法を学ぶだけでなく、水族館全体で体験するコンテンツや展示の中で、海洋のコンセプトを実世界での応用に応用する機会となりました。