主導機関:
カナダ漁業海洋省
このプロジェクトは、eDNAを用いた沿岸生物種の評価とモニタリングのための最適なeDNAサンプリング期間と標準化されたサンプリング手順に関するガイダンスを提供することを目的としている。
環境DNA(eDNA)は沿岸域の調査範囲を広げることができるため、生態系をモニターし、意思決定をサポートするために採用されることが多くなっている。現在のところ、ほとんどの種について、eDNA調査とモニタリングプログラムの最適なタイミングに関するガイダンスはない。その結果、プロジェクトが目的の種を検出できなかったり、必要以上の時間とリソースを費やしたりすることがある。eDNA の存在に影響を与える要因をよりよく理解することは、eDNA プログラムを最適化し、地域内および地域間で観察された eDNA の時間的傾向を解釈するための基本である。GOTeDNAは、現在開発中の一元化されたインタラクティブなオンラインツールで、時空間的なeDNA分布の傾向を報告・可視化する。データが蓄積されるにつれてツールを更新することにより、最適なeDNAサンプリング期間の予測の信頼度が高まり、空間的に絞り込まれる。
このプロジェクトは、「海洋の10年計画」生物分子海洋観測ネットワーク(OBON)が主催している。
開始日:2022年05月13日
終了日:2025年03月31日
リード・コンタクトAnais Lacoursiere-Roussel(anais.lacoursiere@dfo-mpo.gc.ca)