コミュニティ活動のための気候データ

Climate Data for Community Action（コミュニティ活動のための気候データ）」プロジェクトは、効果的な政策立案とコミュニティの回復力を高めるために、気候変動と沿岸災害の問題に取り組んでいる。

気候変動、海面上昇、突発的な洪水、その他の沿岸災害は、前例のない速さで世界中の沿岸コミュニティに影響を与えており、その速度は加速している。経験的なデータが限られているため、リスク評価や回復に向けた取り組みが不十分である。

コミュニティ活動のための気候データ」プロジェクトは、南太平洋の島嶼国12カ国を対象に、包括的な環境センサーとデータ配信ネットワークから、実用的なリアルタイムのデータと洞察を提供する。

ネットワークが提供する新しいデータからの洞察は、潮汐による洪水、熱帯性擾乱、厄介な排水地域、津波浸水、その結果としての沿岸インフラ被害といった新たな脅威に対して、複数の機関の政策立案者がよりよく備えるのに役立つだろう。

データはコミュニティも利用でき、解釈可能であるため、レジリエンス計画における共同設計が可能になる。持続可能性計画、緊急事態管理、メンテナンスの各チームは、このシステムを活用することで、時間、費用、さらには人命を節約することができる。

開始日：2022年1月5日
終了日：2027年1月5日

リード・コンタクトケビン・ムカイ(kevin@hohonu.io)