東南アジアに戦略的に位置するマレーシアは、豊かな海洋生態系を有しているが、海洋保護に対する社会の意識を高めるという課題に直面している。
2022年以降、国連海洋の10年に承認されたECOP(Early Career Ocean Professionals)プログラムの会員数は著しく増加し、マレーシアはアジアで5番目に大きなECOPコミュニティとなった。地域の課題やニーズに対する理解を深め、関係者をつなぎ、新たなリーダーシップを育成するため、2023年12月から2024年2月にかけてマレーシアで全国ECOP調査が実施された。オンライン調査は、既存のECOPメンバー、学識経験者、民間セクターの専門家、NGO、ソーシャル・メディア・ユーザーなど、多様な聴衆を対象とした。
本レポートでは、この調査結果を紹介する。