主導機関:
フランス海洋開発研究所(IFREMER) - フランス
深海観測のためのワンオーシャン・ネットワークは、地球規模の変動下における深海生態系の機能に関する統合的な知識を提供し、自然災害を軽減する取り組みを強化し、人間活動によってますます圧力が高まっている深海に市民を参加させることを目的としている。
深海は、地球上で最後の未踏のフロンティアである。生命の起源の秘密を秘め、人類の持続可能な発展のために生態系の財とサービスを提供しうる場所である。人目に触れない場所であるにもかかわらず、人間の活動によって影響を受け、増大する圧力に直面している。未知の世界を解き明かすには、ハイテク機器と複数の科学分野の専門知識が必要である。そのために、私たちは、世界の海洋のさまざまな場所での観測所や調査技術の開発を通じて、深海科学のステップ・チェンジを提案する。この連携は、深海生態系がどのように機能しているのか、気候変動や人間活動によってどのような影響を受けているのかを理解するのに役立つだけでなく、自然災害から人々を守ることにも貢献する。DOOS、DOSI/Challenger150、Smart Cables、POGO、GOOS/ARGO Internationalによって調整されているものなど、関連する他の「10年」のイニシアティブとの相乗効果が期待される。
開始日:2021年01月01日
終了日:2030年12月31日
リードコンタクトNan-Chin Chu(nan.chin.chu@ifremer.fr); Helene Leau(helene.leau@ifremer.fr); Tsuyoshi Sugiura(sugiurat@jamstec.go.jp); Ella Minicola(ellaminicola@oceannetworks.ca); Sara Pero(sara.pero@emso-eu.org)
本プログラムは、以下の「海洋の10年」プロジェクトを主催している: